
今回の記事はSさんです。
引越し当日、ゴミ出しが間に合わなくて処分に困る事ありますよね。
また、計画的に捨てたものの、どうしても出てしまうゴミも中にはありませんか。
引越し当日になって、ゴミが残っていると
「このゴミどうしよう」と焦ってしまい、「誰も見ていないし、もう道端に捨てちゃえば」なんて悪い考えもうっすらと浮かびがちです。
一方、引越し当日にゴミが残ってしまった場合でも、対処法を知っていれば、スムーズに対応することができます。そればかりか、焦って起こってしまうトラブルを避ける事が出来るのです。
引越し当日に、焦ってトラブルなんて事は避けたいですよね。そこで今回は、ゴミの処分が間に合わなかった時に絶対やってはいけないNG例3つと、対処方法を4つをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
ごみの処分が間に合わなかった時のNG例
どんなに引越し時に処分が間に合わないゴミがあって焦っていても、絶対にしてはいけない事が存在します。
それは、以下の3つです。
- 旧居にゴミを置いていく
- 悪質な不用品回収業者に依頼する
- ゴミ収集所に放置する
正直、焦った時ですと、「バレなきゃ問題無いんじゃないの」考えてしまいがちな事ばかりですよね。
ですので、だめな理由も交えて一つずつ解説してきます。
旧居にゴミを置いていく
間違っても旧居にゴミを放置していってはいけません。
なぜなら、ゴミを旧居に置いていくと、ごみ処分に通常の倍以上の値段を請求されちゃうのです。
よくある事例として、ベランダや、キッチン下などの目につきずらい所に処分に困ったものを置いていく人がいるようです。
旧居にゴミを放置した場合、基本的に、管理会社や大家さんが処分します。
しかし、その処分費用は、全額引越し前の住民が負担する事になるだけでなく、さらに、通常の処分費用の2~3倍の値段で請求される場合が多いのです。
しかし、ごみの放置に関してはそのリスクがなかったとしても、そもそも人としてどうかと思う部分が大きいので、旧居に置きざりにしていくことは絶対に避けましょうね。
悪質な不用品回収業者に依頼する
一般家庭ゴミから家電まで、引き取ってくれる不用品回収業者ですが、悲しいことに中には悪質な不用品回収業者も存在します。
しかし、悪質な不用品回収業者に依頼してしまうと、不法投棄される恐れがあります。ですので、悪質な不用品回収業者には、依頼しないようにしましょう。
悪質な不用品業者を見分けるポイントは、一般廃棄物処理業の許可を得ているかを確認する事です。
日本では、一般廃棄物処理業の許可を受けていない業者は、家庭ごみを回収することを禁止しています。
HPを確認することをおすすめします。
特に、「激安」や「冷蔵庫の引き取りに3000円~6000円」と相場を決めている業者は悪質業者の可能性が高いです。
リサイクル家電を引き取る際には、優良な不用品回収業者ですと、少なくともリサイクル料+運搬費を請求されます。冷蔵庫ですと、メーカーによって異なりますが1万円前後が費用が掛かります。
そこで、安すぎる業者は不法投棄している可能性が高いので、依頼しないようにしましょう。
ゴミ収集所に放置する
一般的なルールとして、指定された回収日以外にゴミ収集場所に放置するのは禁止です。
ましてや、粗大ごみや家電なんて放置したら不法投棄です。
次の回収日まで回収されずに、汚い地域として認識される原因になります。
汚い地域は、犯罪が多くなる傾向にあり、治安が悪くなります。
自分が好んで住んでいた地域の治安が悪化していくのは悲しいですよね。
さらに、その原因が、自分のゴミ放置によるものであると思うと、罪悪感から胸が痛みますし、普通に申し訳ない気持ちにしかならないですよね。
回収日以外にゴミを出すのは、ルールとして絶対にしてはいけませんので、気を付けましょう。
以上、ゴミ出しが間に合わなかった時にやってはいけないNG例を3つ解説しました。
私も、仕事が忙しく、ゴミの処分が間に合わずに、激安の不用品回収業者に依頼してしまった事があります。
丁寧な対応でゴミは回収してくれたのですが、その後、近くのコンビニに買い物に行った時に、私の家で回収したゴミがコンビニのゴミ箱に溢れるくらい詰め込まれていたのを目撃してしまったのです。
その時に、初めて
「悪質な業者だったのかも」と気づきました。
さらに、コンビニ定員さんが、ゴミ箱を見て迷惑そうな顔でゴミ袋を回収している姿を見て、私が捨てたわけではないですが、私のごみである事が間違いないので、申し訳ない気持ちでいっぱいになり、悲しくなってしまいました。
ゴミ出しが間に合わずに、焦って紹介したやってはいけない事をしてしまうと、お金を無駄に請求されたり、不法投棄の原因になってしまいますので、なるべく避けましょう。
では、ゴミ出しがどうしても間に合わなかった時、どのように対処すればいいのかを次に解説致します。
ごみ処分!!間に合わなかった時の対処法4選
ごみ処分が間に合わなかった時、焦らない為に対処法4選をご紹介します。
正しい対処法をあらかじめ知っていれば、焦らずにスムーズに対応する事ができます。ぜひチェックしてみてくださいね。
- 手っ取り早い!!新居に持っていく
- 想定外の粗大ごみは、引越し業者の不用品回収サービス
- 自治体の焼却場に直接持ち込む
- 家電や大量のゴミは優良な不用品回収業者に依頼
一つずつ詳しく見ていきましょう。
新居に持っていく
一番手っ取り早い方法は、新居に持っていく方法です。
とはいえ、新居に持っていくにしても、自力で持っていくのは大変ですよね。
そこで、おすすめなのが、引越し業者にお願いする方法です。
引越し業者に依頼すると、引っ越し荷物と一緒に新居に運んでくれる場合がほとんどです。
ただし、ゴミとはいえ、引越し業者が運ぶわけですから、引っ越し荷物の対象です。
あまりゴミの量が多かったり、ゴミが家具家電の場合には、引越しの追加料金が発生しますので注意しましょう。
さらに、引越し業者が来る前に、電話で連絡する事がおすすめです。引越し業者が来てからだと、ゴミの量が多かった場合、トラックに詰め込めない恐れがあります。すると、新居に運びたくても、運べなくなってしまいます。そこで、引越し業者が来る前に、事前に連絡しておきましょう。
引越し当日、ゴミ出しが間に合わなかったら、捨てることを諦めて、新居に運んでしまいましょう。
引越し業者の不用品回収サービスを利用する
引越し業者の不用品回収サービスを利用するのも一つの手です。
引越し業者には、オプションサービスとして、引越しの際に処分に困っている粗大ごみを引き取ってくれる不用品回収サービスが付いている業者がほとんどです。
不用品回収料がかかってしまいますが、自分で処分する手間を考えると、楽な方法です。
当日に処分しきれない粗大ゴミが出ると分かった時点で、引越し業者に電話で相談してみることをおすすめします。有料か無料かも合わせて問い合わせてみましょう。
自治体の焼却場に持ち込む
燃えるゴミや資源ごみなどは残ってしまった時に便利なのが、自治体の焼却場に直接持ち込む方法です。
自治体に住んでいることを証明できる身分証明書を提示できれば、ゴミを直接持ち込むとゴミを引き取ってくれます。
ただし、営業時間が平日のみの場合もありますので、一度、自治体のHPで確認するようにしましょう。
自分で運ばなくてはいけないというデメリットもありますが、費用を安く引き取ってくれるメリットがあります。したがって、自力で焼却場に運べる方には、おすすめの方法です。
まとめて不用品回収業者に依頼する
処分するゴミの量が多い場合におすすめなのが、不用品回収業者に依頼する方法です。
不用品回収業者は、一般家庭ごみから家電、粗大ごみまで、引き取ってくれます。
「さすがに、新居に持っていくのは無理だな」と感じたゴミは、不用品回収業者に依頼するのが良いでしょう。
注意しなければいけないのは、悪質な不用品業者に依頼しない事です。
前頭でも解説しましたが、悪質な不用品回収業者に依頼すると不法投棄されてしまうケースがあります。
そこで、一般廃棄物処理業の許可を受けている優良な不用品回収業者に依頼するようにしましょう。
24時間対応している業者もありますので、いざという時の強い味方です。
ただし、少し料金が高めに設定されていますので、予算を確認してお願いするようにしましょう。
引越し時、ゴミ処理が間に合わなかった時の対処法4選をご紹介しました。
回収業者の料金相場
粗大ごみから家電まで、まとめて引き取ってくれる不用品回収業者ですが、気になるのが相場ですよね。そこで、家電単品とまとめて引き取りする場合の相場をご紹介します。
家電リサイクル法対象の家電
家電リサイクル法に以下のような文言があります。
特定家庭用機器廃棄物から、有用な部品や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進する法律です。
経済産業省家電リサイクル法 経済産業省公式HPより引用
- エアコン
- テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・乾燥機
回収業者に依頼する際に、家電リサイクル法対象の家電は、リサイクル料金+「収集運搬料金」がかかります。
メーカや運搬距離によって料金は異なりますが、
171L以上の冷蔵庫の場合 | 5000+5000=1万円 |
テレビ | 3000円+5000円=8000円 |
洗濯機 | 2500円+5000円=7500円 |
このように、一気に複数の家電を回収業者で処分しようとすると、正直、相場は高めです。
大量のゴミの場合、まとめてプランがある業者も!
一度に大量のゴミを処分したい時も、勿論ありますよね。そんな時のために、不用品回収業者では、まとめて引き取ってくれるサービスを付けている業者もあります。
- 軽トラック:2万円~3万
- 1tトラック:3万~4万
- 2tトラック:4万~
大きな家具がない限りは、軽トラック1台で収まる場合も多いかと思います。まとめて処分したほうがお得ですよね。
どうしても大量のゴミが残ってしまった場合、まとめて引き取って貰う方法もアリです。
しかし、引越し当日に依頼するとトラックを用意出来ない場合もありますので、事前に依頼しておく事をおすすめします。
まとめ
今回は、ゴミ処分が間に合わなかった時の対処法4選、絶対してはいけない方法3選を併せてご紹介しました。
ゴミの処分はあらかじめ段取りよく進めておくことが理想ですが、引越し作業はやることが山積みでなかなか簡単にはいかないものですよね。
しかし以上の方法をあらかじめ知っておくだけで、リスクを避けながらスムーズにゴミとお別れすることができます。
後腐れのないようにあなたに合った方法を実践して、素敵な新生活を迎えてくださいね。