
今回の記事はPさんの記事になります。
自分の家や部屋を「住みやすく」「お洒落にしたい」という思いは、誰しもが考える永遠のテーマです。
しかしこれがなかなか難しいんですよね。
友達や恋人、両親が遊びに来た時「すごいお洒落な部屋だね、快適で住みやすそう。」と言ってもらえたら一生懸命レイアウトを考えた甲斐があり、嬉しくないですか。
逆に「この部屋センスないな、ここで暮らしていくのはちょっと窮屈で大変そう」などと思われてしまったらどうでしょうか。
例えば、あなたのことを気になっている異性が初めて部屋に来たとき、「え。この人の部屋、センスの欠片もない。こんなイケてない部屋に住んでいるんだから、きっと内面もイケてないんだろうな。」と思われ、百年の恋も一瞬で冷めてしまう可能性も。これはツラいですよね。
しかし、人に「なんて素敵な部屋なんだ」と、プラスのイメージを抱いてもらえるレイアウトに誰にでも簡単にできてしまうコツがあります。
そのコツを知ってもらうだけであなたの部屋は間違いなく素敵な部屋になります。
あなたの部屋を誰が見ても「私も住みたい」と思えるような方法を見ていきましょう。
引越し前にレイアウトを考えよう
一番最初のコツは、レイアウトを荷物の搬入前に考えておくことです。
「え?レイアウトなんて荷物を運んでから少しずつ移動させればいいじゃん」
なんて考えていると引越し後に大変な思いをしてしまいます。
少しイメージしてみてください。荷物を全て家に運び終えた後、部屋はどうなっていますか。
家具や食器、子供のおもちゃが入ったダンボールなどで歩く隙間もないくらいごちゃごちゃしてますよね。
そんな状況でいざ重たい家具を動かし、狭い隙間をせっせと運び足をぶつけてケガをしてしまったり、あなたの愛する子供にぶつけてしまいケガをしてしまったら、きっと一生後悔するでしょう。
愛する我が子が痛い思いをするのは耐えられないと思います。
少し怖い例え話をしてしまいましたが何を言いたいかというと、無理なく安全に引越しをするためにしっかりと計画をしておこうということです。
事前にレイアウトしておくことで時間効率が上がり、めんどうな荷解きや小物の整理に時間が使えるようになりますし、ケガをするリスクも大幅に下がりお気に入りの家具に傷がつくこともありません。
そんなリスクを解決する具体的な方法を下記で説明していきます。
間取り図を見ながらイメージしよう
実際にレイアウトを考えようと思っても、新居に家具を運んで試してみるなんてことは途方もない時間が掛かりますし、何より疲れてしまいます。
初めのうちは楽しい気持ちになるかもしれませんが、「これは違う、もっとこうしたい」とこだわっている内にいつまで経ってもレイアウトが決まらず嫌気がさし、気が付いたら引越しの日。
なんてことになったら引越し日を変更しなければいけなくなり、業者にキャンセル料を払わなければなりません。このキャンセル料で豪華なランチやディナーだっていけるのにもったいないと思いませんか?
しかし、せっかくの新生活。どうせなら色々なところにこだわりたい気持ちは物凄く分かります。そんな時におすすめの方法が、部屋でくつろぎながらこだわりのレイアウトを楽に考えられる「間取り図」を使うことです。
間取り図とは、文字通り部屋の間取りが書かれている図面です。
「本当にそのままやないかーい!」という声が聞こえてきそうですが(笑)
この間取り図を使うことで部屋の全体像が一目で分かります。
実際の間取り図がこのような物です。
この図面を見ながら、「どこに何を置くのか」を書き足していきましょう。
実際の手順を3ステップで説明していきます。
- 間取り図を用意する: 間取り図は不動産屋から貰うことが可能なので、忘れずに貰い何枚かコピーしておきましょう。そうすれば「あ、間違えちゃった」なんて時も安心です。
- 実際の家具や家電などのサイズを計測する:「サイズ計測」をしっかりやっておかないと、実際荷物を搬入したときにスペースに収まりきらなかったり、小さすぎて無駄なスペースが空いてしまうので注意しましょう。
- 計測した家具や家電をどこに置くか記入していくとよいでしょう。
こんな感じでお気に入りの家具をワクワクしながら設置していきましょう。
実際はもっと簡単に記入しても全く問題ありません。
大切なのは、置きたいものを置きたい場所に置けるのか?を把握することです。
また、家具を設置する時には4つのポイントがあります。
- 家具と家具の間に人がすれ違えるスペースがあるか
- クローゼット、タンスや冷蔵庫を開けた時に他のものにぶつからないか
- 椅子を引いた時に人や物に当たらない程度のスペースがあるか
- 家具と設置場所のスペースは合っているか
これをしっかりチェックしておけば家具のサイズ感が違って買い直しなんてこともなくなり安心です。是非やってみてくださいね。
動線や部屋の広さ意識し快適な日常生活を
大体のレイアウトが決まったら、次は日常生活を快適に過ごすレイアウトのコツを紹介していきます。
家の中で快適な日常生活を送るために大切なのが「動線」です。
動線とは、「人が家の中を歩く道」のことを言います。
2階建ての一軒家に住んでいるあなたが、普段朝起きて仕事に行くまでの間をイメージしてみてください。
眠たい目をこすりながら気合を入れて起床します。1階にある洗面所へ向かい顔を洗って歯を磨いた後、朝ご飯を食べます。「今日は時間がないからトースターで食パンを焼くだけにしよう」洗面所のから一番遠い反対側に置いてあるトースターでパンを焼きます。
味気ないご飯を食べたあなたは着替えるためタンスが置いてある2階へ行きます。着替えた後1階に戻り必要なものを持ち、いざ出社。
この文章で無駄なことが2箇所あったのですが、気付きましたか?
まず1つ目は「洗面所の一番遠い反対側においてあるトースター」です。
そして2つ目は「2階にあるクローゼット」です。
なぜこの2つが無駄かというと、トースターは洗面所から近い場所に置いておけば、わざわざ部屋の端から端まで移動する手間が省ける気がしませんか。
2階にあるタンスにも同じことが言えます。タンスをを1階にレイアウトしておけば、朝の重い体を引きずって2階まで上がる必要はありません。
朝起きて自分が毎日通る道順に使うものを置いておけば、無駄な移動は無くなり朝の時間に少し余裕が出来ます。その時間を使っていつもより5分だけゆっくり起床するのも良いですし、「焼いただけの食パン」を「カリカリアツアツのピザトースト」にランクアップさせるのも良いでしょう。
部屋を広く見せる魔法
次に部屋の中を広く見せる視覚的なテクニックを話していきます。
ワンルームの間取りが小さい部屋でもこのテクニックを使うことにより、広々とした空間に見せることが可能です。
仕事から帰宅し物が溢れている狭い部屋よりも、広くてすっきりした部屋の方が住み心地が良く自由に使えるスペースも多いので、部屋に友人を呼んでたこ焼きパーティーをしたり、子供と遊ぶスペースも広々です。
こんな日々リラックスが出来て楽しい空間を作るコツが3つあります。
- 大きい家具は一カ所にまとめて設置する
- 部屋の奥に大きい家具を設置する
- 家具の高さや奥行きを出来る限り揃える
大きい家具をバラバラに置いてしまうと、視覚効果により部屋が狭く見えてしまいます。出来るだけまとめることにより、無駄なスペースが無くなるので、その分スペースに余裕が出来ます。
部屋に入ってすぐ大きい荷物があると圧迫感を感じ、窮屈なイメージを抱いてしまいます。目線の先に視界をさえぎる物がないように、大きい家具は出来るだけ奥に設置するようにしましょう。
家具の高さや奥行きを揃えるのは物の性質上なかなか難しいのが現実です。
あまりこだわり過ぎて家具が決まらないなんてことにならないように気を付けてくださいね。セット売りしてある物を買うのもおすすめです。
以上の3点を意識して快適な日常生活を過ごしてくださいね。
お洒落な部屋を目指そう
「素敵な部屋」と聞いて思い浮かぶ部屋ってどんな部屋ですか。
私はお洒落で格好いい、あるいは可愛らしい雰囲気のお部屋をイメージします。多くの皆さんも同じようにイメージしているかと思いますが、部屋の雰囲気はそのままその人の雰囲気やセンスを連想させます。
どれだけ容姿端麗で性格が良い人でも、いざ部屋を訪れてみると「全く統一感のない家具」や「整理整頓がされていない散らかったお部屋」を見たら幻滅されてしまいます。
私が以前気になっていた女性の家に初めて訪れた時のことです。
その女性はとてもキレイ好きで几帳面な性格の方でした。私は緊張とワクワクしながら家を訪れました。部屋の扉を開けてまず目に飛び込んできたのは、机の上に乱雑に置かれた鏡や化粧品、食後の食器とゴミでした。
一瞬、几帳面な彼女にしてはあまり綺麗な部屋じゃないなと思いましたが、「私の来る予定に間に合わせようとして慌てて準備を頑張ってくれたんだなと」自分を納得させました。
ソファーに座りふと横を見るとベッドの上に脱ぎっぱなしの服や下着が放置されていました。ここで気付いたのです。彼女のキレイ好きで几帳面な性格はあくまで外で見せる顔であり、家の中では「整理整頓が出来ない雑な人」という素顔の存在に。
私は我に返り、少し話した後、彼女の部屋を出て、その後彼女の家を訪れたいと思うことはありませんでした。
部屋というのはその人の内面がはっきり現れる場所です。ある程度の清潔感を保ったり、お洒落なレイアウトを心がけることができれば、お部屋の住人の魅力が倍増します。
しかし、時間がなくてなかなか整理整頓まで手が回らない人が多いのも事実です。
「部屋のお洒落にまで気にかけてる暇がない」という気持ちも痛いほど分かります。
そんなあなたにおすすめなのが「収納機能付きの家具」です。
例えば、多機能テーブルという物があります。机に取っ手がありそこを開くと中に鏡と収納スペースが入っている優れ物です。見た目もお洒落なものばかりで、高級感のあるタイプや、可愛らしいものなど色々な種類があります。
鏡と化粧箱と机がセットになっていて朝のバタバタした時間にテーブルから動くことなくお化粧が終わります。女性にはうってつけのアイテムですね。
また、ベッドの下に収納スペースがあり、靴下や小物類をしまっておけるものもあります。このように「1つの家具で2つ以上の役割がある家具」
を選ぶことでお洒落なのはもちろん、家具の必要数が減り時短にもなるおすすめアイテムです!
まとめ
さて、今回は引越しに関するレイアウトのコツをお話ししました。
部屋の広さや使用できるスペースは人それぞれですが、ちょっとした工夫で何倍も良い部屋に見せることができます。この記事を読んでくれているあなたにも実践できることが必ずあるはずなので、是非試してみてくださいね。
- 事前にレイアウトを決めておくこと
- 多機能な家具を選び不必要な家具を置かない
- 日常生活を意識して家具を設置すること
- 大きさや高さの統一感がある家具を購入する
以上を意識したレイアウトをすることにより、あなたの部屋は素敵になること間違いなしです。「お洒落で」「快適な」部屋づくりを楽しんで、理想的な毎日を過ごしてくださいね。
これから引越しを考えているあなたに役立つ記事になりますように。
“引越し前に必読! 快適なレイアウトに必要なたった3つのコツとは?” への1件のフィードバック