
今回の記事はNさんの投稿です。
引越し当日ってなにかとバタバタしちゃいますよね。
荷物の搬入から、家具のレイアウト、ガスの開栓の立ち会いまで。
いろんな業者ともやり取りするので、頭も体もフル稼働です。
私の初めての引越しの時は、ダンボールを新居に搬入したところ
までは順調だったのですが、そこからがめちゃくちゃ大変でした。
というのも、事前にやっていた準備が
「適当にダンボールに詰めただけ」だったんです。
いざ荷解きをするぞというタイミングで、なにがどこにあるのかが
さっぱりわからず、手当たり次第片付けるもあっという間に夜になり、
結果、全然進まないまま新生活を迎えることに(笑)
もっと念入りに準備しておけばよかったと、めちゃくちゃ後悔しました。
流石にここまで何もしない人は少ないでしょうが、引越し作業に
必要なものや準備を怠ってしまうと、時間が余計にかかったり、
そもそも理想的なお部屋が作れなかったりで、せっかくの新生活が
心地よくスタートできません。
「そんなこと言われても、何を準備すればいいか分からないよ」
と思ったあなたも荷造りの途中で物に埋もれているあなたも、ご安心ください。
私がこれからお話する5つの項目を読んで、実践していただくと、
間違いなく段取りよく、楽しく引っ越せますよ。
目次
ライフラインは早めに確保
まずは何よりも電気、ガス、水道等のライフラインの確保が大事です。
ですが、後回しにしたくなっちゃう気持ちもよくわかります。
電話したり予定空けたりするのって結構面倒臭いですもんね。
しかし逆に言えば、先に済ませておくと後が楽になります。
引越し作業中に水道や電気が使えるともちろん便利ですし、
早めにガスを開栓できたら作業後にすぐお風呂に入ってリラックス、
なんてことも可能です。
引越しを楽しく終わらせれるようにも、早めに済ませたいですね。
また、ライフラインの手続きは、時間のかかるものとかからないものがあります。
特に電気と水道は、電話で手続きができるので比較的楽にできます。
しかし、ガスを開栓するには業者の立会いが必要になるので、予約が必要です。
注意点としては、2月や3月は業者の繁忙期と言われています。
この時期に関わらず、ご自身の希望する業者が、
引越し予定日に予約が埋まっていないとも限りません。
となると、場合によっては高額な見積もりを提示する業者以外の
選択肢がなくなり、予算オーバーしちゃうなんてケースも。
すると、ただでさえ出費の大きい引越しに余計な経費が増え、
本当はやりたかった家具の新調などが叶わず、いざ新生活が始まっても
今一つ新鮮な気持ちになれず、テンションが上がりませんよね。
なので、ガスの開栓はできれば3週間前までに予約を取り、
以降の空いた時間で水道と電気の手続きも済ませましょう。
部屋のレイアウトを決めておく
引っ越す前に新居のレイアウトを決めておきましょう。
私個人的には、部屋のレイアウトを決める作業が引越しの中で一番楽しいです。
ネットでオシャレな部屋を見て、「自分の部屋もこんな感じにしたいな」
と考えているだけでワクワクします。
さらに、配置がうまくできると住心地が格段に良くなるだけでなく、
毎日幸せな気持ちで過ごせるんです。
しかも、あらかじめレイアウトが決まっていると、家具の搬入作業が
スムーズに終わるのはもちろん、冷蔵庫など大型の家電の
位置決めに苦労しないため、翌日筋肉痛にならずにすみますよ。
まずは冷蔵庫やベッドのような大きな家具の場所から決めまるのがオススメです。
部屋の見取り図を印刷して、直接書き込むと業者の人にも共有できます。
今では家具配置のシュミレーションアプリもあるので誰でも簡単にレイアウトを作れちゃいます。
詳しくはコチラの記事でも紹介していますよ。
貴重品は手荷物にして持ち歩く
貴重品は手荷物にして持ち歩く必要があります。
引越しは、あなたの部屋や家をまるごと他の場所に移すわけですから、
当日は大量の家具や荷物が出入りします。
大半の方は引越し業者に依頼して、荷物を運ぶことでしょう。
しかし業者も人間なので、稀に荷物を紛失することもあります。
ヒューマンエラーってやつですね。
もちろん荷物が紛失した際の保証もありますが、
保証云々は抜きにして、思い出の詰まった写真など、お金に
替えられないものもあります。
そのためにも、貴重品の紛失等のトラブルは防いでおきましょう。
万が一でも失くなったら困るものは、ダンボールではなく
手荷物として持ち歩くようにしましょう。
手提げカバンに入れてしまうと、移動中に落としてしまうこともあるので、
できればチャック付きのリュック等がが望ましいです。
- 通帳
- 印鑑
- クレジットカード
- 保険証、免許証、パスポート
- 新居の鍵
このような貴重品は、必ず手荷物として持ち歩きましょう。
また、これらは引越しの最中にも必要になることもあるので、
手元にあると探す手間も省けて一石二鳥です。
引越しの作業に使うものをダンボール1つにまとめる
新居に到着したら、掃除や荷解きをしなければいけません。
掃除用具やカッターナイフ等必要なものはダンボール1つにまとめましょう。
これまで物件探しや荷造り、連日の引越し準備で疲れた人には
面倒に感じることでしょう。しかし、この作業は重要です。
例えば、新居について荷物の搬入や荷解きをする時に、
「アレがないコレがない」とダンボールを開けまくって必死に
なって探すことになれば、かなり非効率ですよね。
しかも、そんな時に限って探しものがなかなか出て来ず、
必死に探しているうちに床が物だらけになって、
部屋が完成する前に散らかりもかもやる気を無くす。
私は以前、しょうっちゅうこうなっていました(笑)
ですが、事前にしっかり準備しておくと部屋が早く、しかも
綺麗に完成するので、引越し当日の夜に出前をとって「プチ贅沢」
ができちゃうかもしれませんよ。
そのために、荷造りの時点で掃除用具や荷解きに必要なものを
ダンボールにまとめておきましょう。
まとめ方の例はこんな感じです。
- 雑巾、バケツ
- コロコロ
- 除菌シートやウェットティッシュ
- ゴミ袋
- 床用ワックス
- カッターナイフ、ハサミ(ダンボールカッターもあると便利)
- マスク
- 軍手(スマホ画面対応の物がおすすめ)
- ガムテープ、ビニール紐(ダンボール等を縛る)
- 工具セット(家具の組み立てに必要ならば)
- ドアストッパー(搬入時に便利)
このようにダンボール1つ1つにメモておくと、驚くほど
作業が捗りますので、必要なものはメモしたうえで
ダンボールにまとめておきましょう。
引越し後も活躍!荷解きおすすめグッズ2選
ダンボールカッター
まずおすすめなのがダンボールカッターです。
おすすめの理由は、すばやく安全にダンボールを開封できるので
効率アップにつながるだけでなく、引っ越しが終わった後も、
Amazonから届いた商品を開ける際など、意外と出番が結構あるので、
確実に1本は持っておく価値があるからです。
例えば、私が昔、引越し後に大量のダンボールをカッターナイフで
処理していた時に、ナイフが滑って手のひらを切ってしまった
事があったんです。
痛みで唇を噛み締めたと同時に、「いい大人なのに」と
情けない気持ちになった記憶があります(笑)
こんなアクシデントも避けられますので、
1本は持っておいても良いでしょう。
スマホ画面対応の軍手
引越し作業に軍手が必須なのは言うまでもないですが、
特に普段からスマホを使っている人には、
スマホ画面対応の軍手をおすすめします。
作業は長時間に及びますので、一日中軍手を付けっ放しに
なることもあります。そんな中、ちょっとLINEを確認したり、
電話がかかったりした時にすぐに対応したい。
なんてシーンもありますよね。
しかし、この軍手はそれを可能にしてくれます。
また、作業中にスマホでBGMをかける人は、好みじゃない曲が
かかった時に、いちいち軍手を外さないで曲送りできるので、
めっちゃ重宝し、いまも現役で使っています。
スマホユーザーなら1セット持っておくと意外と重宝しますよ。
新生活初日にいるものもまとめておく
前述でお伝えしたのは、引越し作業で必要なものです。
意外と忘れがちなのは、実は引越し後に使っていく日用品です。
これらダンボールにもまとめておく必要があります。
引越しの時間帯や作業量によっては、一日で部屋が
完成しないこともあります。
そうでなくても、作業中にトイレに行きたくなったり
シャワーを浴びたくなることもあります。
そんな時にトイレットペーパーやシャンプーが
なければ、不便なだけでなくイラっとしちゃいますよね。
以前私が引越しした初日の出来事ですが、
作業がひと段落し、シャワーを浴びる寸前に洗剤一式が
無いと気づいた私は、近くのコンビニに走ったのですが、
お気に入りのシャンプーの取り扱いがなかったのです。
仕方なくそこにあるものを買って使いましたが、使い切るまでの
2ヶ月はこれじゃない感が半端なく、後悔しましたね(笑)
そんなストレスを引っ越す前に消し去るために、あらかじめ
買い揃えるなりしてダンボールに入れましょう。
こうすれば、取り急ぎ近くの店に買いに行ったけど
自分の愛用のものがなかった、なんてことも防げます。
意外と忘れがちな日用品をリストアップしたので、
参考にしてみて下さい。
- 歯ブラシセット
- トイレットペーパー
- 風呂用品、洗剤一式
- 寝具
- 紙皿、紙コップ
- 寝巻き
- スマホ、携帯電話の充電器
- カーテン
まとめたダンボールにマジックで、すぐ使うものと
書いていればすぐに分かりやすいですね。
まとめ
- ガス、水道、電気の順番で早めにライフラインを確保
- 部屋のレイアウトを決めておき、体力温存
- 貴重品はリュックに入れて自己管理
- 荷解きや掃除に必要なものをダンボールにまとめる
- 初日に使う日用品もまとめておく
これまで紹介した5つの項目を実行するだけで、
あなたの引越しはストレス無く、段取り良く終わることでしょう。
新生活の幸先良いスタートが、きっとあなたの人生を充実させてくれることでしょう。
大変だとは思いますが、応援していますね。