
今回の記事はSさんの投稿です。
引越しは本当に大変ですよね。
荷物をまとめて、業者に連絡して、スケジュールを組んでなどなどひとくちに引越しと言ってもやることは盛りだくさんです。ただでさえ忙しい引越し作業だから、なるべくやることは減らしたいですよね。
中でも「当日の引越し業者への立会い」は時間がけっこうかかります。
引越しの当日に外せない急用ができたり、転居先への移動が間に合わなさそうなどという場合は立会いは無くても大丈夫なのでしょうか?
では当日の引越し立会いは必ず必要なのか、今回は数多くある引越し業者サービスの中でも有名な「クロネコヤマト」さんから、引越しの際の当日立会いについてご回答をいただきました。
また引越し立合いの注意点や、立合いをすることができない場合の対処法もご紹介します。
目次
当日の引越し立会いとは?何をすれば良いの?
そもそも「引越し立会い」とは何をするのかというと、「荷物の運び出しと運び入れの時に、業者作業員とともに確認していく」作業になります。
具体的には以下のような確認を行います。
- 荷物の搬出・搬入時に荷物の数やキズ破損を確認する
- 荷物の積み忘れや積み下ろし忘れがないか確認する
- 荷物の搬出・搬入時の住宅現状を確認する
引越し立会いは家財の破損や紛失など、引越しに際して発生する可能性があるトラブルを未然に防ぐ目的で行っているのです。
当日に引越しの立会いは必要か否か?その理由
当日の引越しの立合いが必要かどうか、答えは「トラブルを防ぐため必要である」となります。
基本的に引越しの際は家財を運び出す搬出時と転居先に家財を運び入れる搬入時の二回の立合いがあり、ほとんどの場合が立合い必須となっています。
もし当日の引越し立合いをしなくてもよいという引越し業者があったとしても立合いを行う理由からわかる通り、トラブルに見舞われる可能性が高くなるでしょう。
クロネコヤマトは当日引越し立会いが必要?
ここでヤマト運輸の引越しサービスでの、当日の引越しの立合いについて質問とその回答を見てみましょう。
以下は「クロネコヤマト」さんの単身者向け引越しサービス「わたしの引越」を利用する場合での回答となります。(以下メール内容一部抜粋)
Q.引越し当日の搬入搬出の立合いは必要ですか?
A.搬出・搬入につきましては共にお立ち合いをお願いしております。
Q.立合い無しでの作業をお願いすることはできますか?
A.お立ち合いにつきましては搬出・搬入共に必須となります。
以上の通り、クロネコヤマトさんは「当日引越し立合いは必要」となっています。
クロネコヤマトの当日引越し立会いで注意すること
クロネコヤマトさんで当日引越し立合いをする際の注意点があります。
それは「搬出の際には精算を行う」ということです。搬出の立合いの際は、引越し費用の支払いのお金を忘れないように用意しておきましょう。
ちなみに搬出の立合いのお金の精算があるのはクロネコヤマトさんだけではなく、基本的に引越しの費用支払いは、引越し作業開始の前に支払うことになっています。
なぜなら引越し業者と利用者の間でのルールとなっているからです。引越しトラブルを防ぐため国土交通省が定めた「標準引越運送約款」に以下の記載があります。
(運賃等の収受) 第十九条 当店は、荷物を受け取るときに見積書に記載された支払方法により、荷送人から運賃等を収受します。
以上の基本ルールのため、クロネコヤマトさんをはじめとする引越し業者では引越しの費用支払いは荷物を受け取るとき事前に支払うことが基本となっているのですね。
当日の引越し立会いができない場合はどうすれば?
しかし、いくら当日の引越し立会いが必要とはいっても、どうしても立会いができない場合はどうすればいいのでしょうか。
例えば引越し当日にはずせない急用ができて立会いが難しくなった場合の対処法は「代理人を立てること」です。
ここでクロネコヤマトさんに聞いてみましょう。
Q.当日に立ち会うことができない可能性がある場合は代理人でもかまいませんか?
A.お立合いにつきましては搬出・搬入どちらも代理人様で大丈夫でございます。
ちなみに搬出時の引越し費用の支払いも代理人でかまわない、とのことでした。
なるべくならば本人の立合いが確実で理想的ですが、当日引越し立合いが難しい場合は事前に立合いの代理人を立てておきましょう。
まとめ
今回はクロネコヤマトさんに回答をいただいて、当日の引越し立合いの必要性をまとめました。
引越しの立合いは時間もかかるし少し面倒かもしれませんが、引越しトラブルを防ぐために重要なことなのですね。
引越しは大掛かりなイベントであるからこそ、安心と安全のためにも最初から最後までしっかりと見届けて、いい新生活を迎えれるようにしましょうね。