引っ越しのプロが公開!!マンションを絶対更新するべき理由4選!!

今回の記事はSさんの投稿です。

 

賃貸物件の更新月の明細をみると、普段の家賃よりかかる費用に愕然とすることありますよね。

 


毎月の家賃の二倍の値段を見て、こんなにかかるのなら、大きな不満は無いけれど、
いっそのこと引っ越しをしてしまった方が良いのではないか」と私も更新のたびに思います。

 

引っ越しをしたら、「気分が変わるし、通勤が楽な立地で、間取りも今より良いところを新たに選ぶことができるし、新しい街で新しい出会いがあるかもしれない」と思ってしまうものではないでしょうか。

 

実際に私は、契約満了のタイミングの時は、特に賃貸に不満があるわけでないのに、もっと良い物件・良い出会いをという淡い気持ちを優先し、結果的に、引っ越しでやることが多すぎて疲労困憊。
「こんなはずじゃ無かったのに~」とシクシクと悲しい気持ちになった経験が
あります。 

 

そんな二年ごとに引っ越しをすることが当たり前だった私が、ある時、仕事が忙しかったこともあり、引っ越しではなく契約更新という選択を初めて選んだのです。
それはそれは、とても良いことの連続でした。

 

 

今回は、特に不満はないけれど引っ越しか更新か悩んでる方に、契約更新することのメリットを引っ越しをする場合と比べながら、ご紹介したいと思います。

 

更新と引っ越しどっちが安いの?

更新は引っ越し費用と比較すると費用が確実に抑えられるということなんです。
以下は、引っ越し費用と契約更新費用の例です。

 

一人暮らし月7万マンションの引っ越し費用の例

内訳

費用

敷金礼金0の場合

引っ越し業者

¥ 70,000

¥ 70,000

その他
(粗大ごみ等)

¥ 2,000

¥ 2,000

敷金礼金

¥ 140,000

¥ –

仲介手数料

¥ 70,000

¥ 70,000

鍵交換費用

¥ 15,000

¥ 15,000

保証会社利用料

¥ 30,000

¥ 30,000

火災保険料

¥ 15,000

¥ 15,000

合計

¥ 342,000

¥ 202,000

 

一人暮らし月7万マンション更新時にかかる費用の例

内訳

費用相場

家賃

¥ 70,000

更新料

¥ 70,000

火災保険料

¥ 15,000

合計

¥155,000

 

表を見ると、更新費用の方が45000円~20万近くも安く抑える事が可能だと分かります。

 

引っ越し代より、更新時の費用を抑えることが出来れば、新しいオシャレなインテリアを新調できるし、寝心地の良い少し高価なベッドを購入して家の中を自分にとって快適な場所に、カスタマイズすることができます。

 

また、将来への貯蓄に少しでも回すこともできるし、友達と海外旅行に行くことも夢ではありません。

 

私は、契約更新した後に、ずっと憧れだった乾燥機付き洗濯機を購入し、「引っ越し貧乏だった私が、こんな高価なものを買えるなんて」と洗濯機を眺めながらビールを飲み、嬉しさでニヤニヤが止まりませんでした(笑)

 

引っ越し費用と更新費用と比べた時では、更新費用の方が圧倒的にお得ですね。

契約更新時は家賃交渉のタイミング

契約更新時は家賃値下げ交渉のタイミングです。

 

住んでいた期間に、必ず建築物は経年劣化しています。また、空き家が増えていたり、目の前に高いビルが建ってしまい、日差しがよくない等の不人気要素がある時は、不動産管理会社に、ぜひ勇気を出して家賃交渉をしてみましょう。

 

これからも良好な関係を続けていく為にも、「住み続けたいのですが、どうしても家賃が厳しいんですー」と、あくまで下からお願いする感じで交渉するのがおススメです。

 

ポイント
  1. 自分が暮らしてきた期間 = 間違いなく使える交渉材料
  2. 契約更新時 = 交渉材料をフルに使えるタイミング

 

実際に私の友人は、入居時から7万の家賃で4年間暮らしていたのですが、ある日、自分のマンションの家賃を調べたら、隣の同じ条件の部屋が8000円も安く募集していることを発見しました。
契約更新のタイミングで家賃値下げ交渉をし、隣の部屋と同等の8000円の値下げ交渉に成功しています。

 

私は、その話を聞いたとき、
「えっ年間だと96000円も安いじゃん。いいなー」と、とても羨ましく思い、
「私でも交渉成功できるかも」と自信がみなぎってきました。

 

次の契約更新が待ち遠しくて、ウキウキで楽しみになったんです。
契約更新を恐れていた過去の私とは大違いで、なんだか嬉しい気持ちになりました。

 

では、引っ越しをして新規入居の場合の家賃値下げ交渉はどうでしょうか。

 

繁忙期である1月~3月は家賃交渉の難易度が高いと言われています。
なぜなら、不動産会社も掻き入れ時で、この時期に稼がないといけないからです。

 

繁忙期に比べ閑散期である7月~8月は比較的交渉が成立しやすいですが、その頃には、良い物件は空いていないことが多く、なかなかお気に入りの物件を見つけ出すのが困難です。

 

妥協した物件に高い引っ越し費用を払って、引っ越すなんて悲しすぎますよね。

 

交渉というと、「対決」、「勝負」というイメージがあり、控えめな性格の方には、苦手意識があるかもしれません。私も、思っていることを言えない性格ですので痛いほど気持ちが分かります。

 

しかし、更新時に交渉成立し毎月の家賃の抑えて、趣味や習い事に使えるお金を増やせたら、ラッキーですね。そう思うと、少し勇気をふり絞ってお願いしてみる価値はあるかもしれませんよ。

手間がかからない

平日に仕事をしていると、「休日くらいは、気分転換したいな」と思いますよね。

 

家でゆっくり読書をしたり、ゴロゴロしたり、または、普段は会えない友人たちと、一泊二日の温泉旅行、キャンプなどでアクティブに活動したりもしたいものです。

 

しかし、引っ越しとなると、複数の引っ越し業者に見積りを依頼し、あらゆる家具の梱包、部屋の掃除、引っ越してからも水道業者、電気業者に連絡、荷物の開梱、家具の配置を決めたり、市区町村が変われば住民票の移動届等の提出。

 

やることは山ほどあります。

 

少なくとも、快適に過ごせるようになるまで、”1か月半以上”は休日は無くなるものと考えましょう。休日もバタバタ一日が過ぎて、また月曜日から仕事がスタートなんて、想像するだけで、悲しくて涙が溢れ出そうです。

 

私自身も、引っ越し前から引っ越し後にかけて、二か月くらい、当時付き合っていた彼との時間を確保できなかったことを覚えています。

 

引っ越し作業を手伝ってもらえば良かったのですが、家の中もごちゃごちゃで、見られたくないものまで見られてしまうという恥ずかしさから頼めず、結局、ストレスも溜まり、大喧嘩。
最終的には、別れを選択しました。

 

引っ越しを甘く見ていた私は、「こんなはずじゃなかったのに」と、何も悪くない彼に対しての申し訳なさと、自分への不甲斐なさに、ひどくしょげてしまった経験があります。

 

しかし、契約更新の道を選んでおけば、そんな思いをしなくて済むかも。なぜなら、必要な作業がたった二つだけだからです。

契約更新時の作業
  1. 書類に印鑑を押してポストへ投函
  2. 更新料・保険料の振り込み

       

      今の時代、スマホ一つで振り込みなんて出来てしまいますから、ものの数分です。簡単すぎてびっくりですよね(笑)

       

      これは引っ越し苦労をしてきた私からしたら、衝撃的でした。もし、数年前の私が、契約更新がたった二つのことで完了すると知っていたら、彼と別れることもなく、その後も楽しい人生が待っていたかもしれないと悔みました。

       

      そして、契約更新が簡単すぎて時間も空いたので、その足で、婚活パーティに向かいました(笑)

       

      ぜひ、この記事を読んでいる皆さんには、私のような後悔をしないこと切に願います。

       

      住み慣れた街は疲れない

      「ここの路線は、雨の日は遅延が多いから、少し早めに行こう」「あそこの魚屋さん、開店時間は混むから、少し時間ずらそうっ」と住み慣れた街だと、少なからず、自分だけの街に関する知識ストックがあるのではないでしょうか。

       

      友達が来た時には、おススメのお店を紹介し、「こんな素敵なお店よく知ってるね」なんて言われたら、満悦の表情が隠せないほど嬉しくなりますよね。

       

      新しい土地に引っ越すと、その知識ストックを1から経験を通して蓄えていかなければいけません。 

       

      ネットで評価の高いケーキ屋さんに、心躍らせながら行ってみたら、もうすでに売り切れ。「え、せっかく調べて、歩いてきたのに、そんなに早く売り切れるの。」なんてことがあったら、唇を噛みしめるほど悔しい気持ちになり、そして次第に、もの悲しく感じてしまいますよね。

       

      住み慣れていない街だと、知らないものばかりのところに飛び込むので失敗の連続です。
      「小さな失敗じゃないの」と思うかもしれませんが、小さな失敗でも、積み重なれば、大きなストレスに変わる可能性があります。

       

      契約更新すれば、少なからず知識ストックがあるので、失敗や苦労が少なくてすみます

       

      「疲れてもいいから、新しい発見が欲しい」と思う人もいると思います。私も、そのように思い、引っ越しを繰り返してきました。しかし、意外に掘り下げてみると、住み慣れた街でも知らないことがたくさんあるので、調べてみるのも楽しいですよ。

      まとめ

      いつもの家賃の倍以上の更新料の明細が届いて愕然として、いっそのこと、引っ越ししちゃおうかなと思ってしまいますよね。しかし、一度、契約更新のメリットも考えてみるといいのではないでしょうか。

       

      契約更新のメリット
      • 更新費用の方がコストが抑えられる
      • 契約更新は家賃の値下げ交渉のタイミング
      • 手間がかからない
      • 住み慣れた環境は疲れない

       

      私も、数年前までは、新しい街になにかしらの刺激を求め、引っ越しを繰り返していましたが、意外に今の住み慣れた街に残り、さらに深く掘って調べていくのも楽しいものですし、これだけのメリットがあることが分かりました。

       

      なにかしらの通勤時間が長すぎる等の不満やトラブルを抱えてる方は別ですが、引っ越しはとても大変ですので、しっかりと考えてから決断する事がおすすめですよ。
      あなたが選択を間違えて、後々後悔しないように祈っていますね。