
冷蔵庫のお引越しって、どうやっていいかイメージしずらいですよね。
ネットでたくさん検索をして、いろんなまとめサイトを見てもずらずらと説明が書いてあるばかり。
ちゃんと実際に自分でしてみると思うとおりに行かなくてイライラ…なんてことも多いんですよね。
そこで、この記事では冷蔵庫のお引越し手順を、動画もいれて分かりやすくご紹介します。
動画であれば実際の動きが見れますし、見ながら一緒に作業することで時間短縮にもなります。
面倒なお引越しですが、効率よくささっと済ませてしまいましょう。
目次
引っ越し当日までの準備
冷蔵庫を空っぽにする
冷蔵庫は空っぽにして運ぶのが基本です。
時間があれば引っ越しの1か月前には、冷蔵庫の中身をリスト化し、計画を立てましょう。
運搬時に中身が入っていると、入れていた食品のビンやタッパーで内側を傷つけてしまったり、食品が漏れ出してしまったりします。また、冷蔵庫だけでも相当な重さがあって大変なのに、中身を入れたまま運ぶとなるともっと大変です。
ですが、日々の生活で大活躍している冷蔵庫の中身を空にするとなると、何から手をつけていいかわからなくなって、「えーい!全部捨てちゃえ~~~!!」なんて投げやりな思考になりがちです。
食材がもったいないことはもちろん、出したお金も捨ててしまうと考えると悲しくなりますよね。
でも大丈夫。冷蔵庫を空っぽにするというミッションをクリアしている人たちがレシピを公開しているんです。
このようにあらゆる調理法で空っぽを達成している人たちがいます。すごいですよね。
食材の名前を羅列してネット検索するだけで、今まで作らなかった意外なレシピに出会えます。美味しいご飯が食べれる上に、食材を買い足さないから節約にもなっちゃうので、とっても嬉しいですよね。
まずは中身をリスト化するところから始めてみましょう。
電源を切る、水抜きをする
中身を空っぽにしたら、まず、電源を切りましょう。
運搬の8~10時間前には切っておくのが理想です。電源を切ってからドアをあけておくと、冷蔵庫の中が常温になり、水受けトレーに水が溜まります。あとはそれを捨て、冷蔵庫内や冷凍庫内の水気を綺麗に拭き取るだけです。
予め電源を切っておかないと、中の温度が常温にならないので水抜きができません。水抜きをしないと、運搬中に水がこぼれて床が濡れてしまったり、トレーの水が機械の部分を濡らしてしまい、故障の原因にもなります。
濡れてしまった床でうっかり足を滑らせてしまい、運搬中にケガを…なんてことになったら怖いですよね。
こちらの動画は、水抜きをする際の水受け皿の外し方をご紹介しています。
機械に触るのは難しい!と考えがちですが、意外と簡単にできそうですね。
運搬前に冷蔵庫内も掃除しておけば、新居ですぐにぴかぴかの冷蔵庫を使うことができるので、一石二鳥。とっても嬉しいですね。
冷蔵庫の中身を空にしたら、電源を切り、水抜きをして、スムーズに運搬できるようにしましょう。
梱包
中の棚は外してガムテープで固定、表面はエアーキャップ(いわゆる、プチプチ)又は毛布で包んで傷がつくのを防ぎましょう。また、電源コードもテープでまとめておき、ドアもテープで固定しましょう。
運搬中は、少なからず冷蔵庫に振動がくるので中の棚が動いてしまうと破損の原因になります。また、表面も傷がつきやすい為側面に加えて上部も包むのを忘れないようにしましょう。コードは垂らしたままにすると踏んでしまったり、つまずいてしまう原因になります。
コードをひっかけて冷蔵庫本体ごと転んで故障してしまっては悲しいですし、運搬したら表面傷だらけでぼろぼろになってしまったら、料理する時も気分が上がらないですよね。絶対に避けたい状況です。
故障、傷を防ぎ、わくわくの新居ためにも、丁寧に梱包して準備しましょう。
霜取りや水抜きは、冷蔵庫によって違うところもあるので、取扱説明書も読んでおきましょう。
引っ越し当日
搬入経路の確認
運搬は運送会社に頼む方も多いと思いますが、近距離の引っ越しだから運べるものは自分で運びたい!という方もいますよね。
まずは搬入経路を予め測り、調べておくことが大事です。
せっかく玄関まで運んだのに大きすぎて入らなかったら、がっかりですよね。予め計画を立てておけば、スムーズに搬入することができます。
具体的にどこを測ったらいいのかは、こちらの動画で全てわかります。
①冷蔵庫の奥行、幅、高さを測る
②ドアを開いた状態で測る
③廊下を測る
④設置場所を測る
運搬経路を確保せず、いざ新居に着いてから「入り口が狭くて入らない~~!!」ということになったらせっかくの苦労が水の泡ですよね。
スムーズに運び入れることが出来れば、時間の短縮になります。短縮した時間で荷ほどきを早めに始められたり、新居の周りを散歩できたら新しい生活もたくさん楽しめそうですね。
経路の確認、大きさの確認は正確にしておきましょう。
正しい持ち方で運ぼう
冷蔵庫ってどこを持って運ぶのが正解?一人で運ぶ方法ってないのかな?安全に運ぶ方法は?
そんな不安はこちらの動画をみて解決しましょう。
正しい持ち方を知れば、大きさによっては女性でも運搬できちゃうんです。
①冷蔵庫の上部後ろを一人がもつ
②もう一人が冷蔵庫の下部をもつ
①ロックのかかるロープを2本冷蔵庫の下に通してしばる
②冷蔵庫の背面が自分の背中に来て、リュックを背負うように腕を通して持ち上げる
③配置場所についたら、ゆっくりしゃがんでおろす
(この動画では洗濯機の運搬も紹介しています)
近距離での引っ越しの場合は、家族やお友達に協力してもらって運ぶと、お金もかからず運搬できます。浮いた宅配代で引っ越し祝いも、手伝ってもらった方を招待して豪華にできそうですね。
とはいっても、冷蔵庫はとても重いものです。このように正しい持ち方をしないと、運搬中に落としてしまって故障、運搬している人がケガをする可能性があります。
しっかり軍手をして、正しい持ち方、無理のない範囲で運搬をしましょう。
設置
いよいよ、新居で設置です。
設置場所を決める前に、設置予定場所が放電スペースを確保できる場所になっているかを測っておきましょう。
放電スペースのない場所に設置してしまうと、冷蔵庫がうまく放熱することができず効率的な冷却をすることができなくなります。それによって無駄な電力を消費してしまい、高額な電気代を支払うということになりかねません。
放電効果がアップすれば、効率的な冷却から節電、節約に繋がります。
節約したお金で新しい家具を買いそろえたり、日々の食事を少し豪華にすることができたら嬉しいですよね。
設置場所は、放電スペースのある余裕を持った場所を用意しましょう。
設置後
電源を入れる
冷蔵庫を搬入したら、4~10時間ほど待ってから電源を入れましょう。
苦労して運び入れたら「すぐに電源をいれて、早く中にものをいれてしまいたい!」という気持ちになりますよね。ですが、ちょっと待ってください。
冷蔵庫は液体の冷媒を使って中を冷やしています。運搬による振動で、冷蔵庫の冷媒は不安定になっていますので、そこで電源をいれてしまうと故障していまう可能性があるんです。
搬入が終わったら、電源を入れる前に他の準備をしてしまい、引っ越しの仕上げとして最後に電源を入れましょう。
物を詰める
容量の大きい冷蔵庫ほど食材を多くストックできますが、整理するのが難しいですよね。
そんな時は100均小物を上手に使って、使いやすく、綺麗に食材を詰めていきましょう。
冷蔵庫に食材を整理せず詰め込むと、いざ使うときに取り出しにくかったり、「え?!こんなの買ってたっけ?!」というものが奥から出てきてびっくりしませんか?
私の場合は、食材を次から次へと重ねて入れすぎて、時間が経って化石のように硬くなった下ごしらえ済みお肉を発掘し、泣く泣く処分するということがよくあります…もったいないし、食べ物は大事にしていきたいですよね。
そこで!こちらの動画を参考に冷蔵庫を上手に整理するコツを身につけちゃいましょう。
①正面には頻度の高いもの、消費期限が短いものを入れましょう
②2段目からは用途別、カテゴリー別に分けてトレーにいれましょう
③一番上には使用頻度の低いもの、ストックをいれておく
上の動画とは別の方の実際のご家庭で整理していく様子も、動画でチェックしていきましょう!
どちらの動画も、使っているものは100均で揃えられるものばかりです。これならどんなに大きい冷蔵庫でも、3000円以内には納められそうですよね。
家庭ごとに使いやすい形を考えながら、整理していきましょう。
まとめ
実際にやってみないと、なかなかイメージの付きにくい冷蔵庫のお引越し。悩むところや不安なところもたくさんありますよね。
自分だけが悩んでいるようで、案外同じ悩みを抱えた人はたくさんいます。そして、解決している人もたくさんいるんです。
そんな悩みを解決できたコツを、動画で見るととってもわかりやすいですよね。
一つひとつクリアしていき、スムーズに新生活をスタートさせましょう。