冷蔵庫の中身は入れたまま?空っぽ?絶対役立つお引越し前テクニック

引っ越し準備って、面倒

 

特に初めての時はどこから手をつけていいかわからない上に、まだ自分の洋服すら段ボールに詰めれていない日々が続いたりして…ギリギリになってから慌ててしまうことってよくありますよね。

 

ギリギリになってからでも準備できるものなら良いのですが、そうはいかないものがあります。
それが、冷蔵庫。中に入れてる食品ってどうしたらいいんだろう、入れたままでもいいのかな、空にするなら準備はどうしたらいいんだろう

 

そんな方、必見!
今回は、冷蔵庫のお引越しをスムーズにするための知識、方法
ご紹介します。

 

中身を入れたままの運搬ってできるの?

 

 

新居ですぐ使うんだから、中身は入れたままでもいいんじゃない?そう思いますよね。

ですが業者の方にお願いする場合、冷蔵庫は中身を空にしてくださいと指示されることがほとんどなんです。
では、なぜ入れたまま運搬ができないのか。その理由は2つ
あります。

冷蔵庫内の破損、運搬時の漏れ

 

運搬中は常にまっすぐの状態ではなく、状況により傾けたり、移動中揺れたりする可能性があります。そんな時に中身が入っていると、容器が割れて内側が傷ついてしまったり、食品が漏れてドアを開けたら調味料まみれ…なんて可能性もでてきます。

 

また、コンセントを抜いた冷蔵庫からは冷凍庫や冷却装置についた霜が溶けだし、運搬の際に漏れだす可能性があります。故障の原因にも繋がりますので、コンセントは予め抜いて、必ず水抜きをしておきましょう。

 

中身を入れたままだと、運搬が大変

 

冷蔵庫はとにかく重い!!

 

Panasonicの冷蔵庫を例にとると、一番小さい136Lで32㎏、家庭用として多く使われる411Lで78㎏一番大きい650Lで120㎏あります。

 

ここに中身の重さが加わると…想像しただけでも大変ですよね。

 

業者の方に頼む方も自力で運ぶ方も、重いほど負担は大きいですし、落としてしまうリスクも高くなります。安全に運べるよう努めていきましょう。

 

残った中身、いつまでに、どう処理したらいい?

中身を空っぽにしなきゃいけないのはわかったけど、いつまでに、どう処理したらいいかわからない!
では実際にどうしたらいいのか
、具体的な方法をご紹介します!

引っ越しの前々日までに、中身を空にしておく

冷蔵庫を運搬する前には、一晩コンセントを抜いて中の霜を溶かし、水抜きをする必要があります。水抜きとは、製氷機の氷を捨てたり、霜が溶けた後冷蔵庫の下や後ろに漏れた水を拭いたりする作業です。

 

あまり時間はかからないと思いますが、前日にすると考えると中身は前々日までに処理してしまうのがよいでしょう。

 

空にするために、引っ越し日の1か月前には中身をリスト化する

冷蔵庫の中身って、全部把握してますか?

 

日ごろのお買い物でも、まだ残ってるのに買い足しちゃったー!ってことよくありますよね。私はあります(笑)

 

まず冷蔵庫の中に何が、どのくらいあるのかを調べて、リスト化しておきましょう。そこから毎日のメニューを考え、なくなったものから消していけば、計画的に中身を空にすることができます。

 

メニューはクックパッドや献立アプリを使うと、様々なメニューを教えてくれます。自分に合ったサイトやアプリを探しておくと、日常でも使えて便利ですね。

 

中身を使い切った日からは、外食やインスタント、使い切りの調理キットを使って、食材が残ってしまわないようにしましょう

 

どうしても食材が残っちゃった。どうしよう?!

頑張って食材を減らそうとしても、どうしても残ってしまう時ってありますよね。特に調味料を使い切るのは至難の技です。また、急な引っ越しの時は消費している時間さえありません。
そんな時のための解決方法
を、ご紹介します!

クーラーボックスを使う

 

どうしても使い切れなかった食材は、クーラーボックスで運んでしまいましょう。

 

マヨネーズやケチャップ、バターや梅干しなどはクーラーボックスの中に、保冷剤や凍らせたペットボトルをある程度入れておけば、1日くらいは冷蔵できます。

 

冷凍品はドライアイスを使う方法もありますが、購入できる店が限られているため事前にチェックしておく必要があります。また、生ものは悪くなってしまう可能性があるので、計画的に消費しておくほうがよいでしょう。

 

クール便で送る

 

段ボールに保冷剤と一緒に余ってしまったものを詰めて、クール便で送ってしまう方法です。少しお金はかかってしまいますが、梱包をしっかりしておけば一番安心です。

 

梱包の際に便利なのは、サランラップです。中身が漏れそうなものには、蓋のところに巻いたり、全体的に巻いても漏れずに安心です。また、割れ物にはタオルを巻いたりして、衝撃があっても割れないようにしましょう。

 

残り少ないものは破棄してしまう

 

できる限り消費したら、思い切って破棄してしまうのも一つの方法です。無理に運んで、中身が漏れてしまったり、運搬中に悪くなってしまって食べれなくなっては、頑張って方法を考えても無駄になってしまいます。

 

生ごみ、燃えるゴミの最終回収日を確認しておき、正しく処分できるようにしましょう

 

 

まとめ

 

まとめ
  1. 冷蔵庫の中身をいれたままの引っ越しはNG
  2. 引っ越しの前々日までには中身を空にして、水抜きをしよう
  3. 冷蔵庫の中身をリストアップして、計画的に消費しよう
  4. どうしても残ってしまったらクーラーボックス、クール便を使う
  5. できる限りを尽くしたら、食べ物に感謝し、潔く捨ててしまうことも大事

 

いかがでしたか。

 

引っ越しは、事前準備次第でスムーズに進めることができます。
夏休みの宿題をするように、きちんと計画をたてて、後から慌てることのないようにしたいですね。