
今回の記事はSさんの投稿です。
初めて一人暮らしは、「引越し業者の予約とか梱包はしたけれど、当日って何すればいいんだろ」、「挨拶回りって必要なのかな」「引っ越し業者の作業中って、遊びに行っていいのかな」と分からない事だらけで、引越し当日の朝は不安でいっぱいになりますよね。
不安でいっぱいになると、「あれもしなきゃ」「これもしなきゃ」と頭の中で堂々巡りが始まり、髪の毛もボサボサ状態で、いつの間にか引越し業者さんが来る時間に。
実際にするべき事を何も出来ていない為、トラブル続きなんてことになりかねません。
気持ち良く新生活をスタートさせるはずだったのに、これだと一日が慌ただしく過ぎる中で失敗が連続しちゃいかねません。新生活がグダグダだと、涙が出ちゃうほど悲しいですし、「こんなんで一人暮らし出来るのかな」と初日からホームシックに陥ってしまうかも。
逆に引越し当日にやることがしっかり分かっていれば、不安も解消され、スムーズに1日を乗り切る事が出来ます。
「なんだっ私でもやれば出来るじゃん」と自信がみなぎり、安心して新生活がスタート。その後の生活も、友達も沢山できて「いつも自信があって、キラキラしてるよね」なんて言われたら心から嬉しく、「なんでもまかせなさいっ」と誇らしい気持ちになれちゃいますよね。
そこで、「はじめての一人暮らしで、分からない事だらけだよ」と、引越し当日の段取りに不安を抱いてるあなたに、キラキラな新生活を実現していただくために旧居でやるべき事、新居でやるべき事の2つに分けてご紹介します。
また、併せて引越しにかかる時間もご紹介しますので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
目次
引越し当日!!旧居でやるべきたった4つの事
引越し当日の朝、出来れば旧居で過ごした時間を振り返り、「こんなこともあったっけな。」と思い出に浸る時間が欲しいですよね。
しかし、引越し当日は、普段の生活でも朝の時間は、とても短く感じますが、さらにやる事が多かったり、気持ちが落ち着かないせいか、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
朝起きてから、「引越し業者さんが来るまでに何しなきゃいけないんだっけ」と考えてては、気付いたら引越し業者さんが来ていて、準備も確認も中途半端なんて事になりかねません。
引越し当日の朝から、「朝から失敗しているし、今日一日は悪いことばかり起こりそう」と急に下向きな気持ちになってしまいます。
そこで、やるべき事を明確にしておきましょう。
朝起きてから旧居を引き渡すまでにやるべきたった4つの事をご紹介したいと思います。
引越し前の最終確認
引越し前日までに、梱包や退去手続き、引越し業者の見積り等、様々な準備をしてきたと思います。
引越し当日は、その準備してきた事の本番日です。
準備してきた事が無駄にならない為に、
朝起きたら以下の5つの事を確認しましょう。
- 携帯の充電
- 引越し当日の朝までに使用した生活用品の確認と梱包
- 退去時に必要な書類やお金、備品を確認
- 搬出する荷物の確認
- 引越し費用の準備が出来ているか確認
一つずつ詳しく解説いたします。
携帯電話の充電を確認する
朝起きたらまず、携帯の充電を確認しましょう。
引越し当日は、引越し業者の方と連絡を取る必要があります。そして、普段の生活より、分からない事も多くなるので調べる機会が増えます。
引越し当日に、携帯の充電が切れてしまったら、不安でいっぱいになってしまいますよね。そこで、携帯の充電が100パーセントになっているか確認しておきましょう。
引越し当日の朝までに使用した生活用品の確認と梱包
引越し当日の朝までに、シャンプー、ひげ剃り、洗顔、歯磨きなど、少なからず使用した生活用品があるかと思います。その生活用品を段ボールや、バックに忘れないうちに梱包しておきましょう。
引越し業者さんが来てから、ふと思い出して焦って梱包しても良いのですが、中には見られたくないものもありますよね。
そのため、引越し業者さんが来る前に、梱包し忘れ物が無いか確認しておきましょう。
退去時に必要な書類やお金、備品を確認する
退去する部屋の管理会社に返却するものが揃っている事を確認しましょう。
引越し当日に旧居を明け渡す場合は、鍵を返す必要があります。鍵を2本借りている場合は2本とも返却する必要があるので注意が必要です。
搬出する荷物の確認する
引越し業者が来る前に搬出してもらう荷物の確認をしましょう。
確認するポイントはたった2つです。
- 中に何が入っているか記入されているか
- ガムテープで頑丈に封がされているか
何が入っているのか記入をしていないと、搬入した時に、どの段ボールをどこに置いたら良いのか分からなくなってしまいます。
また、必要な物を取り出したくても、どの段ボールに詰めたのか分からなくなり、段ボールを全て開封する羽目に。とても困りますし、めんどくさいですよね。
そのため、段ボールに何が入っているか記入し、中身が出ないようにガムテープで封がされている事を確認しましょう。
引越し費用の準備が出来ているか確認する
引越し業者が来る前に、費用が正しい金額を準備出来ているのか最終確認しましょう。
基本的には、見積もり通りの金額になる事がほとんどですが、場合によっては、追加で支払う可能性もあるので、念の為、少し多めに用意しておいても良いかもしれません。
引越し業者に挨拶と支払い
引越し業者さんが来たら、「今日は、宜しくお願いします」と軽く挨拶をしましょう。
自分の大切な荷物を運んでくれるわけですから、お願いする言葉を一言かけたほうが印象が良く、引越し業者さんも丁寧に接してくれると思います。そして、費用の支払いをしましょう。
現金払いの場合、前払いか後払いかは、会社によって異なりますが、
後前払いの場合は、準備していた引越し費用を支払います。
支払い方法が、クレジットカードや口座引き落としの場合は、引越し当日ではなく、引越しの何日か前に確認が必要になる事が多いので、連絡しておきましょう。
半日は、引越し業者さんと過ごすことになるので、良い関係で作業をお願い出来るように、挨拶と費用支払いはスムーズに行うと良いかもしれませんね。
積み忘れがないか確認する
せっかく引越し業者に依頼しているのに、運び忘れがあったら自力で運ばなくてはいけません。さらに、荷物が大きかったら、自力で運ぶ事が出来ず、宅配便で送らなくてはいけないなんて事になるかもしれません。
コンビニや郵便局に荷物を自力で持って行き、宅配便代を支払う事になっては、心も身体的にも疲れてしまいます。夏場でしたら汗でダラダラになって、最悪の一日のスタートです。
考えただけでゾッとするので、出来れば自力では運びたくないと思いますよね。
そのため、引越し業者さんと一緒に部屋に運び忘れの荷物が無いか、トラックに積まれた荷物の個数を確認しましょう。
旧居の明け渡し
引越し業者さんを見送ったら、最後に、管理会社か大家さんに旧居の引き渡しを行います。
管理会社か大家さんと、旧居の傷や汚れを確認し、鍵の返却とその他の書類提出を行いましょう。
引越し当日、旧居でやるべき事4つをご紹介しました。
やることを明確にしたので、少しは不安が解消されたのではないでしょうか。
引越し当日にやるべきことが明確であれば、何をするべきか考えなくても良いので、時間にも心にも余裕が生まれます。
すると、引越し業者さんが来るまで、コーヒーでも飲みながら
「この汚れ、友達と遊んだ時に付いちゃったんだよな。あの時は楽しかったな」としみじみと思い出に浸る時間も出来ますし、身だしなみをいつも以上に整える時間も出来ます。
新生活スタートする日ってかんじで嬉しくウキウキした気持ちになりますよね。
引越し当日は、ご紹介した4つのことを実践し、ゆっくり余裕を持って過ごしましょう
引越し当日!!新居でやるべきたった4つの事
旧居での作業が完了し、新居に到着すると、
「ついに新生活スタートか」と思い、近くのカフェを調べたり、ベランダから外を眺めたりして、これからの生活に夢膨らませてワクワクする落ち着いた時間が早く欲しいですよね。
そのような、落ち着いた時間を確保する為にも、やるべきことを終わらせてしまいましょう。
新居に到着してから、やるべきたった4つの事をご紹介します。
鍵の受け取り
もうすでに鍵を受け取っている場合、つまり、入居日を引越し日より前に調整している場合は、鍵の受け取りは不要ですが、入居日が引越し日当日にしている場合は、引越し当日に新居の鍵を受け取る必要があります。
鍵を受け取るタイミングは、「引っ越してきたな」と最初に実感出来る瞬間なのではないでしょうか。
急に興奮してワクワクしちゃいますよね。
管理会社に、鍵を取りに行くか、新居で待ち合わせを行い鍵を受け取りましょう。
荷物の降ろし忘れの確認
引越し業者さんにより荷物の搬入、設置が完了したら、終わりではありません。
荷物の搬入忘れが無いか、引越し業者さんと引越し業者のトラック内を確認しましょう。
せっかく運んでもらったのに、トラックに降ろし忘れている荷物があると、
「あれ、運んだはずの段ボールが無い」と焦って、引越し業者に電話。
さらに日程を調整して届けてもらったり、または、取りに行く羽目になったりとやる事が増えてしまい悲しいですし、がっかりと溜息ばかり出てしまいますよね。
最近では、引越し業者側から、「確認して頂けますか。」と言われる事も多いので、その際には、しっかりとトラックから降ろし忘れの荷物がないか、確認をしましょう。
ライフラインの使用開始作業
引越し業者の作業が終わり、引越し業者さんにお礼をしたら、いざ、新居で初めての一人の時間が出来ます。
少しホッと出来るタイミングなのではないでしょうか。
一息休憩をとったら、まず最初にライフラインが使用できるように作業しましょう。
使用開始手順を下の表に分かりやすくまとめてみました。
ライフライン名 |
使用開始方法 |
立ち合い |
ガス |
※ガス会社に1,2週間前に事前予約が必要 |
○ |
電力 |
|
× |
水道 |
|
× |
電気と水道は、意外に楽で当日にすんなりと出来そうですよね。
ガスは、引越し日から1,2週間前に予約が必要です。お風呂に入ったりする必要があるので、ガスは引越し当日に開栓してもらって、使用出来るようにするのが良いです。
ガスが使用出来ないと冷たいシャワーで体を洗う事になり、引越し当日が、修行僧の一日みたいになってしまいますし、なにより風邪を引いてしまいます。そんなの想像しただけで、くしゃみと鼻水が出てきそうですし、絶対に寿命が縮まるくらい辛いですよね。
そこで、少し休憩したら、ライフラインを使用できる状態にしておきましょう。
挨拶回り
挨拶回りをする場合、当日か引越し翌日にしましょう。
「そもそも、一人暮らしで挨拶回りって必要ないんじゃないの」と思いますよね。
女性ですと、女性の一人暮らしが周囲に知られると防犯面で心配ですし、男性も、「何話して良いか分からないし変な人出てきたら嫌だな」と考えてしまいます。
実際にあったアンケート調査では単身で新居に引越してきた人の中で、実際にちゃんと挨拶周りをした人は65%だったという結果があったそうです。意外に多くて驚きますよね。
挨拶回りに多くの人が行っているようですが、本当に挨拶回りはしたほうが良いのでしょうか。
挨拶回りには、良し悪しがあります。
一人暮らしの生活は、何かトラブルがあった時に助けてくれる家族が近くに居ないので、挨拶しておいたほうが助けてもらえる保険にはなりますが、悲しいことに悪い人も中には居ます。
そこで管理会社に、事前にどのような人が住んでいるのか確認しましょう。
管理会社の人は、周りに住む人達を熟知しています。どのような人が住んでいるか、挨拶周りはしたほうが良いかも親切に教えてくれるので、一度相談すると良いかもしれません。
管理会社に聞いたうえで、挨拶回りをする場合は、当日か引越し翌日に行いましょう。
以上、新居に到着してから、やるべき4つの事をご紹介しました。
新居に到着してから、あれもこれも全ての事をやろうとするとあっという間に、夜になってしまい、新生活1日目が疲労困憊で終わってしまいます。
私も、引越しが終わって新居に到着してから、
「挨拶回りをしたほうが良いかな、でも、変な人だったら恐いな」、「挨拶しないと失礼なのかな」「どうするのが正解なんだろう」と一人で長い時間悩んでしまい、気付いたら夜になっていました。
日が暮れた時に「えっもう夜なの」と愕然。
母に引越しが済んだら、連絡するように言われていたのですが、すっかり忘れていたんです。
慌てて電話すると「心配してたよ。」と言われ、母は、心配な気持ちと「一人暮らし初日で楽しんでるだろうから、おせっかい焼かないほうがいいかな」という思いとで電話するか悩んでいたことを聞かされました。
私は、母に心配させて申し訳ない気持ちでいっぱいになったとともに、「楽しんでいるだろう」と、心配する気持ちを押さえて、私に配慮してくれた母と楽しんでたどころか、挨拶回りの事で迷いに迷って夜になってた自分を比べて、とても恥ずかしくなりました(笑)
最初から、管理会社に相談していれば、楽しむ時間があったかもしれませんね。
新生活のスタートに夢膨らませてワクワクする時間を確保する為にも、
新居に到着したら、ご紹介した4つのやるべきことを早めに終わらせてしまいましょう。
単身引越し!引越しにかかる時間と注意点
引越しの後に予定がある方も多いのではないでしょうか。
「引越しの後に飲み会あるんだど、待ち合わせ通りいけるかな」、「引越しって、どのくらい時間掛かるの」と実際に引越しに掛かる時間って分からないですよね。
そこで、一人暮らしの引越しの場合、引越し業者の掛かる時間をご紹介したいと思います。
一人暮らしの引越し平均荷物量は、
段ボールが10箱から20箱、ベッドや本棚、家電一式と言われています。
この量だと2トントラックで十分収まりますね。
では、2トントラックの引越しだと、どのくらい時間が掛かるのでしょうか。
作業別で掛かる時間をシュミレーションしてみると、
- 挨拶と支払い(5分)
- お部屋の養生コーティング(10分)
- 家具の梱包(5分)
- 搬出(約30分~45分)
- 移動
- 新居に養生コーティング(10分)
- 運び入れ・設置(45分)
- 最終チェック(5分)
引越し業者が来てから、搬入・設置が完了するまで1時間半~2時間+移動時間かかる計算に。
「あれ、結構早めにおわるな。予定に間に合いそうじゃん。」と思っちゃいますよね。
しかし、2時間で終わると思って、ぎゅうぎゅうに予定を詰めるのは要注意です。
懸念すべき以下の2つの点で引っ越し作業時間が長くなる可能性があるんです。
- 荷物を運ぶエレベーターが無い
- 引っ越しトラックは家のすぐ前に停められない
この2つの点いずれかが当てはまる時は、作業時間が予定よりも長引く可能性があります。
私も、引越し当日の午後に親友の結婚式があり、
「2時間で終われば、余裕で間に合うな」と思っていたのですが、すっかり新居がエレベーター無しの4階である事を考えていなかったんです。しかも、階段は幅が、とても狭く螺旋階段のような所でした。
案の定、本来、家を出る予定だった時間に引越しが終わり、どんなに急いでも遅刻してしまう事は確実。
友人に電話で遅刻することの報告と謝りの電話をすると、
「大丈夫だよ。気にしないで。」と言われ、その優しさで余計に胸が痛み、「引越し日を違う日にすれば良かった」と後悔。
親友に申し訳ない気持ちと親友の晴れ姿を最初から見に行けなかったやるせない悔しさでいっぱいになりました。
引越し当日は、予定を入れない事をおすすめします。
しかし、どうしても外せない予定がある場合は、余裕をもって考えたほうがよいです。
引越し作業中!!どこで何をするのが正解?
「引越し業者さんの作業中って、どこで、何をしたらいいんだろう」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。引越し業者さんが忙しく荷物を運んでいる中、ぼーっと見ているだけだと、微妙に気まずい空気が流れたりしますよね。(笑)
私も引越しの時に、引越し業者さんがテキパキ作業しているのを見て、
「私も手伝ったほうがいいのかな、でも素人が手を出したら迷惑なのかしら」と悩んだ経験があります。
実際のところ、引越し業者さんのお手伝いをしたほうが良いのでしょうか。
答えは、荷造りが終わっているのであれば、引っ越し作業を手伝わなくて良いです。
基本的に、引越し業者は依頼者に作業をさせる事を禁じている会社がほとんどなんです。
依頼者である私達がやるべき事は、ただ一つだけ。
それは、引越し業者が声を掛けられる場所にいる事です。
なぜならば、旧居から荷物を運び出す際に、
「この傷は昔からある傷ですね」など、引越し業者さんは、引越しによって付けられた傷でない事、積み残しが無いかを常に確認しなければいけないからです。
搬入の際にも、家電の設置する位置や、段ボールの置き場所などの確認しなくてはいけません。
そのため、近くのファミレスに食事に行ったり、コンビニに買い物に行かれてしまうのが、引越し業者さんにとって一番困る事なんです。
では、部屋のどこに居たらいいのでしょうか。
引越し業者さんは忙しく荷物の積み下ろしをしているので、出来れば邪魔になりたくないですよね。
そこでおすすめなのは冷蔵庫付近です。
引越し業者さんは、まず段ボールなどの細かい荷物を運び、そして最後に家具家電などの大きな荷物を運び出します。冷蔵庫は、どのタイプの住居でも同じ場所に設置されている為、最後に運び出す事が多いのです。
最後に移動する冷蔵庫付近に立って居れば邪魔になることも無いでしょう。
私は、引越し業者さんがテキパキと作業している中、一人でぼーっと立って居るのが気まずくなり、近くのコンビニに一言も声をかけずに行ってしまった事があります(笑)
コンビニから帰ってくると、「冷蔵庫の傷の確認お願いします」、
「この家具、少し壊れてますが、横に倒しても平気ですか」と確認作業の嵐。
私が来るまでの間、作業が止まっていたらしく、結局、作業時間も長くなってしまいました。
私は、引越し業者さんに対して、ただでさえ、重い荷物を運んでくれているのに、さらに待たせてしまい、申し訳無い気持ちでいっぱいに。そして、自分の無知さ加減に、とても恥ずかしくなってしまったのです。
逆に、引っ越し作業中に冷蔵庫付近で、引越し業者さんが声をかけやすい位置にいたら、
「このお客さんの引っ越しやりやすいな」「気が利く人だな」と思ってもらえて、
「仕事しやすいですよ」と感謝の言葉をかけてもらえるかもしれません。
するととても誇らしく、初めての引っ越しなのに急に自信に満ち溢れ、誇らしい気持ちになりますよね。
作業時間を長引かせないためにも、
引越し業者さんの声の掛けられる範囲に必ず居るようにしましょう。
荷物の梱包がどうしても間に合わない時は??
引越し当日までに荷造りが終わらなく、部屋はゴチャゴチャの状態。
旅行の準備が終わらないのとはわけが違いますし、終わりが見えなくて「どうしよう」と泣きたくなるほど、焦りますよね。引越し当日までにする準備は、とても多いので終わらない事も多々あると思います。
引越し当日に荷造りが終わっていないと以下のような事が起こります。
- 梱包作業代が追加請求される
- 引越し作業を拒否される
「引越し業者に断れることあるの」と驚きますよね。
引越し業者と依頼者で交わす標準引越運送約款の契約の中に、
荷送人は荷物の性質、重量、容積、運送距離等に応じて運送に適するように荷造りをしなければならない
標準引越運送約款より引用
と、依頼者の荷造りの責任を明記しているため、
荷造りが終わっていないと、引越しを断れる事があります。
さらに、標準引越運送約款には、引っ越し当日に荷造りが間に合わない場合は、
引っ越しの解約手数料(引越し料金の20%以内)を支払うように明記されています。
契約しているからとはいっても、解約料金を支払い、再度引越しの予約、引っ越し費用の支払いをしなくてはいけないとなると、悲しみで心がいっぱいになりますよね。
引越し繁忙期ですと、再度予約を取るとなっても、予約は取りづらいですし、いつ引っ越せるかわかりません。
学生さんだと、入学式に間に合わなかったり、社会人でも、入社日に間に合わず、遠い実家から仕事に通うか、ホテル暮らしなんてことになってしまいます。
そこで、引越し当日までに荷物の梱包が間に合わない場合は、
早めに引越し業者に連絡をして相談しましょう。
荷造りお手伝いサポートという引越し業者が当日に梱包のお手伝いをするサービスを進めてくれたり、さらに当日対応出来るスタッフを増やしてくれたりしてくれます。
何も相談せずに、梱包も中途半端な状態で引越し当日を迎えてしまうと、引越し業者さんも、荷造りをお手伝いしたくても既に来ている人手が足りない為に、仕方なく作業を拒否する事になってしまうんです。
そうなってしまっては、引越し業者さんに申し訳ない気持ちは勿論ですが、さらに、
「これからの生活どうすればいいの」と不安になり、旧居の引き渡し日が決まっている場合、大量の段ボールやら家電やらの置き場所を焦りながら探す作業が待ち受けています。
そんなの想像するだけで、「悲しんだり悔んだりする暇も無いじゃない」と、鳥肌が立つほど恐ろしいですよね。
引越し当日に荷物の梱包が間に合わないと感じた時点で、
当日の混乱を避けるためにも、早めに引越し業者に相談の連絡をしましょう。
まとめ
はじめての一人暮らしの引越し当日。
朝起きてから、「何しなきゃいけないんだっけ」「忘れ物ないかな」と不安でいっぱいになりますよね。
何が正しいのか、一日の段取りが分からないとトラブルの連続で、せっかくの新生活一日目が悲しい思い出になってしまいます。そうならない為にも、引越し当日にやることをご紹介しました。
- 最終確認(携帯の充電、梱包、旧居の返却備品、引越し費用)
- 引越し業者に挨拶と支払い
- 荷物の積み忘れの確認
- 旧居の明け渡し
- 鍵の受け取り
- 引越し荷物の降ろし忘れを確認
- ライフラインの使用開始作業
- 挨拶回り(管理会社に確認)
- 一人暮らしの引越しの場合、1時間半~2時間弱+移動時間
- 長引く可能性もがあるので、予定を入れないように注意する
- 引越し業者さんの声が掛けやすい範囲にいる事
- 冷蔵庫付近がおすすめ
引っ越し当日にやる事が明確になれば、一日がスムーズに過ぎていき、時間にも心にも余裕が出来ますよね。
時間にも心にも余裕が出来たら、ぜひ、これからの新生活を考える時間に使ってみてください。
「近くに川があるから釣り始めてみようかな」、「一人暮らしだし、料理初めてみようかな」と考えたり想像したりするだけで、引越し当日が忙しい一日ではなく、思い出に残るハッピーな一日になると思います。
あなたが、引越し当日に余裕のある時間をつくれて、思い出に残る大切な一日になること、祈っていますね。